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ー似非スポーツ評論家&音楽ファンが斜め上の目線で主にスポーツと音楽を中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

【BABYMETAL】ダイヤモンド☆ユカイ氏が発した「どうだっていいよ」炎上事件。BABYMETALの功績は日本人ではなく、あくまでBABYMETAL個人のものである事を心に留めたい件

 

...( ;´Д`)

 

こんにちは。つい数日前ですが、ツイッター上で↑が少々バズって話題になったらしく、スポーツ&音楽評論家(自称)の私としては、少々考えさせられる事があったので振り返らせて頂きました。

 

因みに端を発したダイヤモンド☆ユカイ氏は、日本がバンドブームだった80年代に誕生した人気ロックバンド、RED WARRIORSのボーカリストで、現在は俳優業などもやっているベテランタレントさんですね。

 

この一件を要約すると、KornのメンバーがインタビューでBABYMETALが一部の保守的な音楽ファンから批判されている事について、「了見が狭い」とコメントした内容のネットニュースがありました。そのニュースを拾って氏が↑のコメントを発したわけですね。

 

そしたらこれがメイトを中心に一気に広まり、氏が集中砲火を浴びるという、まあツイッターにありがちな炎上が起きてしまいましたと...(+_+)

 

私も過去の記事見てもらえば分かる通り、割と長い事メイトやっているつもりですが、傍から見てると何がそんなに頭に来てるのか良く分かりませんでした。

確かにユカイ氏側の反省すべき事としては、具体的な意味を含んだつもりの発言としては誤解を生みやすい淡泊な言い回しであったと思います。

集中砲火のコメントに丁寧に返信していたりw、律儀に補足ツイートしていたりするのを見ると真面目にツイートしていたんだなというのはよく分かります。

 

結局のところ、Kornもベビメタもベビメタ嫌いな人の誰も非難するものでもなく、「音楽に好き嫌いがあって当たり前なんだから、了見が狭いとか誰かを否定するようなものでもないんじゃない?」という意があったようです。

 

その意を「悪いけどどうだっていいよ」に全て込めるのはさすがに無理があると思いますがw、これをベビメタへの非難と断定して感情を爆発させ、集中砲火をしてしまったメイトには、私も首をかしげてしまうのです。

 

まーまー落ち着きなさいと。

 

この一連の炎上は当然他のツイッターユーザーにも広まったようで、メイトじゃない一般の人から見たら当然、

 

「あの発言だけで感情爆発させて個人攻撃するなんて...。BABYMETALのファン怖い((((;゚Д゚))))」

 

となってしまうのは無理もありません。

 

私もいちメイトなので良く分かりますが、ベビメタのファン、通称メイトはロイヤリティーが極めて高い。経済力のある年配層が多いという事を考慮すればジャニオタよりあるかも知れませんw

そこまで入れ込んでしまうと、人間って同質性を他人に求めてしまうものです。

 

「何故こんな素晴らしいものが理解されてないんだ?」と。

それが次には、

 

「この素晴らしさを理解できないなんて、理解しない奴らが悪い!」

となってしまうわけです。これもよくある事ですね。溺愛するものほど否定されると反発したくなる。絶対に正しいと思ってるからですね。

 

特にベビメタに熱狂するポイントにありがちなのが、「日本人アーティストが世界で人気を博している」という事です。

特に年配メイトに多いと思うのですが、「今まで世界に通用していてなかった日本人アーティストに、遂に通用するアーティストが現れた!」と目を輝かせるわけです。

過去記事でも触れましたが、以前大規模なメイトオフ会に参加させてもらった際に、目をギラギラ輝かせてそのような事を語るオヤジメイトの皆さんを目撃してジェネレーションギャップを感じてしまった経験がありますw

 

ラウドネスやXJAPANでも当時破れなかった世界の壁をBABYMETALが超えたんだ!歴史的な快挙だ!もっとメディアでセンセーショナルに報じ、この凄さを国民全体で共有すべきだ!」と。

 

この愛が更に先鋭化すると、

 

「今の日本アーティストは腐ってる。世界で大活躍するベビメタに遠く及ばない」

とか、

「〇〇の海外ライブって何人規模?ベビメタには遠く及ばない」

 

とか、同業のアーティストの悪口を言ってしまったりするケースもよくある事で、溺愛しているものの素晴らしさを表現する為に、比較対象をディスってしまう例ですね。

 

同様の傾向は残念ながらユカイ氏への攻撃の中にポツポツありました。音楽関係のネチズンは当然このようなメイトネチズンの傾向はご存知なので、ユカイ氏の一件で

 

「世界で活躍してるからといって何であんな偉そうなの」

「日本人アーティストだから日本人は全員肯定しないといけないのか」

 

と苦言を呈する人、恐らくその中には同胞であるメイトさんもいました。

 

先日のサマソニ後のツイートで、

 

これがバズりましたが、日本のメディアが全く無知なのはその通りですし、最近はメディア不信が蔓延しているので、メイトを中心に広まったのだろうと推測します。

しかし、私は↓このコメントに正直違和感を覚えました。

 

「BABYMETALは君たちの国の代表だろ?だからヘッドライナーに1番近い位置にいるんだろ?~」

 

BABYMETALが日本を代表しているというのは、先に述べた、「世界に通用するアーティストが現れた!」と熱狂するメイトに通ずる事です。国というカテゴリーで見てしまっているから、同じ日本人に同質性を求めてしまうのだと思います。

BABYMETALに興味ない人からすれば、

 

「いやいや、勝手に日本を代表しないでおくれ」

 

となってしまうでしょう。

 

恐らく、海外のアーティストもファンも、国というカテゴリーでアーティストを見ている事は十中八九無いと思います。特に海外のバンドって多国籍ルーツも多いですからね。

メタリカを全米の人が「俺達の国のヒーローだ、USA!」などとは言わないですよねw

これが五輪とかだったらUSAコールが起きるでしょうけども。

 

そもそも音楽はスポーツと違って国対抗の競技ではないですし、グラミー等のコンペも個人もしくは団体の功績。BABYMETALが世界で活躍している事もBABYMETALの功績であって、「日本が凄い」という快感に変えてしまうと、他の日本人アーティストを否定したり、BABYMETALが好きじゃない日本人をいつの時代かの非国民のように見なしてしまうのだと思います。

 

BABYMETALの活躍は凄い。でも興味ない人は無いし、それを日本人の快挙だからといって同質性を求めてしまってはいけないですよね。先の例えのスポーツの「日本代表」だって、その競技の全選手の代表であって国民の代表では無いのです。

 

国民感情的なシンパシーを乗せる事はアーティストの為にはならない。今回の一件を受けて改めて思い直した次第でした。

 


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