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ー似非スポーツ評論家&音楽家が斜め上の目線で主にラグビーとBABYMETALを中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

【ガラパゴス日本】卓球アジア選手権、平野美宇が中国の壁を突破し優勝するという歴史的快挙にもかかわらず、報道は国内競技優先という事態に、BABYMETAL・ラグビー・卓球ファンはさぞ美味しい酒を交せると感じた件

 

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こんにちは。少々遅れてしまいましたが、スポーツ&アスリート評論家(自称)としてはこのニュースを外すわけにはいきません。

 

平野美宇日本人として実に21年ぶりのアジア選手権優勝という歴史的快挙!!おめでとうございます!!

しかもその21年前に優勝した当時の大エース、小山ちれさんも元はアジア&世界女王に輝いた事もある元中国代表の帰化選手。日本の卓球システムで育った選手としては実に1974年の枝野とみえさん以来、43年ぶりの大快挙です。

 

これは正に歴史的です。卓球を知らない方でも、卓球の絶対王国が中国である事は有名だと思います。それどころか、世界の勢力分布図においてはアジア諸国が圧倒的なヒエラルキーを有しているのです。

アジア選手権の優勝も、1974年以降は1996年の小山ちれさん以外全て中国が独占しています。その覇権を取り戻した事がどれだけ凄い事か。

 

つまり、その強豪選手達がうじゃうじゃいるアジア選手権を制覇する方が世界選手権よりも困難である事は間違いありません。

 

実際、平野選手が対戦した中国選手はトップランカーが3名いて、世界選手権では起こりえない事なのです。(世界選手権は2名までしか出場出来ない)

 

そして彼女はそのトップランカーを全て破り、夢のアジア女王に輝きました。

 

彼女が準々決勝から当たった選手は、

 

vs丁寧(世界ランク1位)3-2

vs朱雨玲(同2位)3-0

vs陳霧(同5位)3-0

 

....((((;゚Д゚)))))))

 

....((((;゚Д゚)))))))マ、マジデスカ?

 

リオ五輪金メダリストの世界女王、丁寧とフルセットの激闘を繰り広げた後は連続でストレート勝ちヤバス!!((((;゚Д゚)))))))

 

五輪や世界選手権等で日本人選手が中国勢と対戦するのを見た事がある方は分かると思うんですが、中国って本当に強いんですよ。1枚も2枚も上手で日本選手は勝つどころか1セットを取る事すらやっとこさ、という実力差です。というか中国選手と互角の勝負が出来るのは中国選手しかいない、とも言われています。

 

その中国のトップランカーを相手に準決勝以降は怒涛のストレート勝利...。ただでさえトップクラスの中国選手の速いリターンを更にクソ速いリターンで攻めていくドSなスタイルw

 

超絶なテクニックとスピードを誇る中国勢を手玉に取る彼女の圧倒的なテクニックとスピードに笑いすら出てきます。貴方、リオ五輪前はそんな選手じゃなかったでしょwと。

 

これもある程度選手を追っかけてる人なら有名な話ですが、元々ディフェンシブなスタイルだった平野選手はリオ五輪の落選をきっかけに、今大会で見せたような攻撃的なスタイルへ変貌しました。

当然、真逆のスタイルへの変貌はリスクを伴いますし、連続の強打はスタミナも筋力も必要です。彼女は変化に伴い、フィジカルトレーニングも相応に積んだ事だと思います。

 

それでも最初は思うような結果が出せずに非常に悩んでいたそうです。しかしコーチと試行錯誤しながら、このスタイルを追求する事、その自分を信じる事が必ず中国の牙城を崩す結果を出す事に繋がるとの思いで地道にスタイルを変化させていきました。

 

その結果が出たのが今年の1月に行われた日本選手権の優勝ですね。4連覇中だった女王、石川佳純との頂上対決で勝利し、全日本女王の栄冠を勝ち取りました。

 

そこからの、今度はアジア女王です。アジア女王は即ち世界女王と言っても差し支えないでしょう。正に歴史的快挙!

 

 

この衝撃に、ハリケーン平野の称号が贈られたようですw強そう...

 

世界の卓球界を震わせたニュース、当然世界は彼女を研究してくる事でしょう。特に中国は...

それでも今回の結果は、来る2020年の東京五輪で彼女が金メダルを獲得する事が現実的な目標になったという事を意味します。

 

これは各スポーツニュースなどのメディアもトップニュースで...

 

∑(゚Д゚)コラーーーーーー!!

 

 

(ー ー;)ガラパゴスニッポン...

 

当日夜のスポーツニュースも一通り確認はしましたけどね、どこもトップは水泳の全日本選手権。ところによっては次にプロ野球...

 

何でしょう。とことんドメスティックというか、凄い快挙を成し遂げた功績が評価されない、無かった事にされるようなこの既視感的な虚しさは

 

この虚しさについては、

t-fox.hatenablog.com

 

↑のエントリーでも述べたように、そもそも興味がない、興味を持つような環境、文化がない。文化が無ければ評価の軸もなく、評価のしようがない。

 

ラグビーファンの方々にとっては耳の痛い話ですね。そもそも、W杯2015のフィーバーも思い出してみて下さい。日本が南アフリカを破る歴史的快挙をやってのけた時間、日本は寝ていたのです。朝も普通にバラエティー番組をやっていました。それがあのフィーバーになったのは、世界中の大手メディア、ネットが一様に騒いだからです。つまり後追いであって、

 

「何が凄いのかよくわからんけど、世界がそんなに絶賛してるんだからすげーんだな」

 

というパッシブな動機ですね。正に「世界が絶賛!!」に弱い日本丸出しです。

 

今回の平野選手の快挙もこうしてオルタナティブファクトにされようとしている...。インターネットが普及していて良かったとつくづく思います。

 

以前、ラグビーファンとメイト(BABYMETALファン)は良いお酒を交せると述べた事がありますが、その席に卓球ファンの方も入れますね。

 

 

現在、BABYMETALはレッチリこと、Red Hot Chili Peppersの米国ツアーのスペシャルゲストとして絶賛ツアー中。レッチリの母国米国でもアウェーのファンのハートを合致し掴んでいるようです。

 

あの世界のモンスターバンド、レッチリと米国ツアーを回るなんて事も日本のアーティストとしては歴史的快挙ものですが、先のラグビーと同じく、日本においては何が凄いのか分からないので、扱いのしようがない。世界中のメディアがべらぼうに騒いで漸く便乗する事でしょう。

いえ、スポーツは勝ち負けという統一された価値基準がありますが、なまじ音楽となると、究極的には好き嫌いが基準となるので、どれだけ周囲が騒いでも「だから何?」とオルタナティブファクト化される恐れもあるでしょう。

 

凄い事を評価される土壌が無い。何と悲しい事か。卓球も今回の快挙が五輪だったら国民的ヒロインとして祀りあげられてた事でしょう。難易度的にはさして変わらないのですが、五輪だけは総出で騒ぐ日本のスポーツ文化です。もしくは愛ちゃんみたいな国民的アイドルのような人気を博すか。

 

世界が絶賛するから凄いのではなく、自分達で凄い事を凄いと評価出来る文化のある国であっていって欲しい!と、メイト・ラグビーファン・卓球ファンが飲み会したら一様にウンウン頷いて話される事だろうなと思います。

 

評価出来る人が沢山評価しましょう。ハリケーン平野、おめでとう! 

 


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