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ー似非スポーツ評論家&音楽家が斜め上の目線で主にラグビーとBABYMETALを中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

【サンウルブズ】スーパーラグビー開幕戦に自由立ち見席封鎖のチョンボ。しかし秩父宮でマンウィズにライブをさせるという前代未聞のチャレンジに対し、敢えてポジティブな点を考えたい件

 

いよいよ開幕戦まであと3日に迫ってきました。因みにこの日はJリーグも開幕戦。

地元のFC東京の開幕戦、相手はJリーグ王者の鹿島アントラーズという好カードとあって、スーパーラグビーの為泣く泣くパス・・・(T_T)

 

スーパーラグビーJリーグは思いっきりシーズンが被ってしまいますね。まあFC東京アントラーズのお得意様で、恐らく負けてしまうので期待はしていないのですがw

 

サンウルブズハリケーンズに勝つよりかは可能性あるだろって?いえいえ、25日は勝利への気概を持って秩父宮ラグビー場へ応援に行きます!

 

さて、今回はこの話題について。

 

え・・・Σ(゚д゚lll)

当日まで1週間を切っているというのに何を・・。

 

これには生粋のラグビーファンほど激怒するわけでございますね。

 

「マンウィズにパフォーマンスさせた結果、席を無くすなんて本末転倒」

「一体何の為のイベントなの?」

「ファン軽視。余計な事しないでラグビー一色でいいのに」

 

うんうん。気持ちは凄く分かる。消費者としてはこちとらお金払ってるのに何しとんじゃボケと言いたくもなりますよね。

 

しかし私はいつも斜め上から切り込みたいタチなので、今回も切り込みます!

 

この件の発端はそもそも、

 

何とマンウィズこと、MAN WITH A MISSION秩父宮ラグビー場でパフォーマンスをすると!そしてスタンディングエリアにお客さんを招く、と。

 

彼らは、

youtu.be

 

凄い客!

そう、バンドですね。そうなると、当然、演奏をする事になる。ステージ、機材を準備する事になりますね。そして今回、スタンディングエリアを設けて開幕戦を盛り上げる、という企画でしょう。

 

で、憤慨してるファンは

 

立ち見席封鎖してまで何故、こんな事する必要があるの?

 

という事ですね。

 

私もラグビーはかれこれ15年近く見ており、日本代表の絶望の暗黒期も見ているので、協会とか運営に毒を吐きたくなる気持ちも分かります。その歴史も見ているからこそ思うのです。

 

ラグビーはこれまで、選手もバックオフィスもファンも内向きだった、と。

 

エディーさんが頑張って意識改革をして、W杯2019に向け、選手やバックオフィスは世界に目を向くようになりました。だからこそ、強豪国にネゴシエイトしてテストマッチを組み、スーパーラグビーに参戦しているのです。

 

であれば、W杯2019の成功に必要不可欠な残りの要素は、ファンの意識も外に向いていく事だと思います。つまり、受動的、ネガティブな姿勢から主体的、ポジティブな姿勢へ変化していくのです。

 

少し戻り、先の疑問、

→立ち見席封鎖してまで何故、こんな事する必要があるの?

 

これはもう最大の帰結は決まってますよね。「W杯2019を成功させる為」

その為の今回のイベントの目的は当然「スーパーラグビーの認知度、人気を上げる為」です。そうでなければわざわざ大人気バンドを迎え入れるなんて真似する必要どこにもありませんw

 

今回、このコラボが決まった事で起きたポジティブな点に目を向けると、

はい、大手音楽メディア、ナタリーのニュースになりました。かなりの露出だと思います。このツイッターのフォロワーは約100万人です。そのうち114リツイート、332いいね!で拡散されました。

リンク先↓では、

natalie.mu

開幕戦の詳細と、サンウルブズHPへのリンクも貼られています。チェックする人も当然いますよね。

 

 こちらも大手音楽メディア、ロッキオン傘下のRO69に取り上げられました。

 

ナタリーもロッキンオンも、若者に人気のアーティスト、バンドをメインに扱うメディアです。フォロワーを足すと150万人くらいいますね。ファンの年齢層が高いラグビーにとり、若年層への周知には持ってこいなわけです。実際、

 

 

 

と、マンウィズファンでラグビー初観戦な人もいるわけですね。

で、パフォーマンスをすれば当然、当日の模様もまたニュースとなって大露出するわけです。正に音楽メディアを巻き込んだコラボですね。

 

恐らくマンウィズを知らないラグビーファンの方は

「余計な事しやがって( ´Д`)y━・~~」

と煙たがっている人も多いと思います。ラグビーファンはコアな人が多く、異物を煙たがる傾向があります。ラグビーへの愛情が強過ぎる為か、失敗には非常に厳しい。

 

しかし、サンウルブズはまだ生まれたて新人ベンチャー企業のようなもんです。私もベンチャー企業の経験がありますが、スタートアップの組織ってびっくりするくらい脆弱でやる事てんこ盛り。中の人達はスーパーブラック企業状態でしょう。

 

だから、ここは寛容を持って見守る姿勢があっても良いのではないでしょうか。

勿論、今回の事態を招いた事は猛省すべきで、同じ事は二度繰り返してはなりません。

ただ、今回は秩父宮のピッチ内でパフォーマンスをする初の試み。バンド用の音楽ステージを設営するのは大きなチャレンジです。大きなチャレンジに失敗はつきもの。

 

今回のチョンボで気分を悪くされたファンもいるでしょう。でもマンウィズの伝播力は間違いなく強力です。ラグビーに興味ない若い層に必ずスーパーラグビーへの認知が行き通ります。すぐに結果は出なくとも、今回のチョンボに見合った効果は後になって必ず現れると思います。

 

このようなポジティブな見方に対して必ず出てくるのが、

 

「マンウィズきっかけでサンウルブズを知った人の何人がファンになってくれんの?」

 

という、負け犬根性の染み付いた受動的なネガティブシンキングです。エディーさん就任前の日本代表の負け犬エピソードにそっくりですねw「日本人は農耕民族だから勝てるわけがない」という。

 

そうやって変わる事をしないチャレンジを否定する失敗を許さない。

この不寛容さがある限り、W杯2019は絶対成功しないでしょう。

 

2019年には全国のスタジアムの試合が盛り上がらないといけない。日本戦や他の目ぼしい試合は5万〜7万人の観客を集めないといけない。

 

今のままじゃ絶対足りないのはラグビーファンなら全員分かっている事でしょう。

その為にはありきたりの事では通用しない、エディージャパンの世界一のハードワークばりにドラスティックな変化、チャレンジが必要だと思います。

 

既存のファンが新しいファンになるかも知れないきっかけを否定してしまったら、2015年以前に逆戻りです。結果的にファンが日本代表の足を引っ張るかも知れません。待ち構えて何かを与えてくれるのを待つ、それが気に入らなかったら協会や運営を叩く。

いつまでも自分達だけ満足すれば良い内向きな姿勢のままではいけない。2019年に向けてファンも変化していかないといけないと思います。

 

エディーさんも著書↓で、

ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング

ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング

 

パーフェクトな人間などいません。

日本のコーチはしょっちゅう選手に「ミスをするな」と言います。

(中略)しかし、ミスにこだわるあまり、肝心の長所を活かすことがなおざりになっているのではないでしょうか。

日本社会は完璧ということにこだわり過ぎていると思います。(P62より引用)

 

日々予測出来ない変化が起こる社会、そこで完璧を求めるなと仰っています。

 

だから、私は今回の開幕戦イベントのチャレンジは高く評価したいと思っています。こんなの、今までラグビーでは無かった事ですから!ポジティブに見ていきたいです。

 

日本ラグビーの発展、W杯2019の成功の為には、ファンの力も必ず必要。毒を吐くだけでなく、少しでも力になれるようにファンが前向きに、寛容さを持って何かを与えていく姿勢が求められていくのではないかと思います。ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブです。

その精神があれば、一度だけ「立ち見自由席」が封鎖されただけで激怒する事も無くなると思います。私が当事者であれば、

 

「スーパーラグビーの人気向上とその先にあるW杯2019成功と引き換えなら安いもの」

 

と捉えます。自分だけの利益を考えていないからです。別に試合が観れなくなるわけじゃないですからね。

自分に問い掛けてみると良いです。

 

「自分は本当にサンウルブズ発展を、W杯2019の成功を願っているのか。その為に自分から何かを与えようとしているか」

 

せっかくの開幕戦、マンウィズのライブで盛り上げ、皆で遠吠えしてそんな不満消しとばしたいですね〜!当日が楽しみです!


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