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ー似非スポーツ評論家&音楽家が斜め上の目線で主にラグビーとBABYMETALを中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

【時事】JASRAC=トランプ!?JASRACにはBABYMETAL成功の経緯から著作権の意義を見直して頂きたい件

JASRACの徴収方針に反発 「音楽教室を守る会」が提訴を検討 - ライブドアニュース

 

なんか米国のトランプVS司法みたいな構図になってきました。こんばんわ。

 

最近話題になっている、

 

同じ音楽業界で、遂に同士討ちにも似た争いになりました。

 

これはそもそも、JASRAC著作権徴収対象を音楽教室まで拡大した事に対する、対象者たる音楽教育界からの反対声明ですね。

 

これに対して、一般大衆の声はJASRAC反対論が大勢を占め、というかJASRAC擁護論はほぼ見当たりませんw

 

 

私としても、個人的感情や価値観に反する考えも敢えて目を通す事で、内に潜む偏見を質そうと思っているのですが、これが民意。JASRACの言い分は理解をされてないという事ですね。

 

まず一般大衆の我々としては、著作権の存在価値についてきちんと理解出来ていないといけないですし、JASRACには著作権者を守る立場としての言い分もあるはずですが、その権利者たるクリエイターからも批判の声が上がるというのは、どうもJASRACを擁護する理由が見当たりませんw

 

当たり前の事ですが、結局何の為の権利かというと、作品の価値を守り、権利者に還元される事が目的のはず。しかし、特に音楽作品はデータ化と視聴環境の発達により、インターネットによる無料視聴が誰でも出来る時代。楽曲の価値の守り方、価値の提供の仕方、果ては価値の定義までも昔とは全く違うものとなって然るべき環境の変化が起こっています。

 

しかし、JASRAC側の言い分としては、「公衆」の定義を拡大解釈して、生徒への演奏は曲使用に当たるとして音楽教室にも徴収するとしています。学校の音楽の授業でも徴収するのか、という指摘に対しては、

 

「学校法人からは徴収していない」

「法人化すれば徴収はしない」

 

・・・法人化の有無が大事なのかここは?∑(゚Д゚)

 

音楽学校で法人化しているのなんて音大くらいのもので、殆どの専門学校、教室は個人事業だと思いますので、明らかに法人化出来ない環境を狙い撃ちしている後付けな気がします。

 

あれですね。搾取の仕方が米国で関税を爆上げしているトランプ氏に似ていますね。

身内を守る為に自国製品の値を上げ、流通を結果的に妨げる→長期的には価値が下がり、地盤沈下する。

 

楽曲の著作権料も関税と似た側面があると思います。今、ユーザーが消費する音楽環境がどのような環境なのか、現状が理解来ていないのではないでしょうか。トランプ政権の保護主義政策と同じく、JASRAC著作権保護の定義も20〜30年前から変わっていないのでしょう。

 

経済がグローバル化しているように、音楽環境もグローバル化しているわけです。その環境に適応して成功している代表例がBABYMETALです。

 

BABYMETALが20年前に生まれていたら、恐らく鳴かず飛ばずでひっそり終わっていたでしょう。それはグループアイドル全盛の時代じゃないから、とかいうトレンドの話ではなく、

 

BABYMETALは音楽環境のグローバル化に適応した

 

という意味です。

20年前はipodも動画視聴サイトも無ければインターネットもろくに普及していなかった時代です。今でこそ、数多のアーティストがツイッターYOU TUBEに公式チャンネルを持ち、宣伝ツールとして活用していますが、数年前までの日本ではそのトレンドもまだ存在していなかったと思います。

何しろ日本では音楽作品がインターネットに流れる事自体に強いアレルギーがあります。作品がタダで視聴されて買われなくなるリスクを危惧しているからですが、今ではそのリスクより宣伝効果によるリターンに価値を見出し始めています。

 

BABYMETALは結成されて間もない、2011年くらいからYOU TUBEの公式チャンネルを開設してMVを公開しています。そしてBABYMETALを世界に知らしめる最初のきっかけとなったのが、

 

www.youtube.com

今見ると懐かしいw3人とも幼いw

これがきっかけで「このグループ何もんや!?」で話題になりました。そして爆発的にその知名度が広がっていったのが、

www.youtube.com

ギミチョコ !!ですね。もうすぐ再生7000万回w

 

これらの楽曲にしろ、無料で提供しているわけでこのMVで再生して作品は買わずに満足している層もいるでしょう。

しかし、結果的にBABYMETALの作品は買われなかったのか。否ですね。

 

つまり、音楽作品は「消費されるもの」ではなく「嗜好されるもの」になったという事だと思います。試聴してその価値を認められたからこそ、作品に対して対価を支払うようになったわけです。

 

そうなると、そもそも著作権料という名のお金の価値とは何ぞやという、お金の話にもなるわけですが、話が長くなるのでそれはまた別の機会にしたいと思いますw

 

音楽作品に対して聴衆が支払う対価はグローバルな環境に応じて変化している。この事をJASRACは理解しているのか。気づいていたらこんな乞食みたいな搾取はしないでしょうね。こんな組織が独占的に著作権を管理している事も問題です。BABYMETALから学んで頂きたい!

 


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