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ー似非スポーツ評論家&音楽家が斜め上の目線で主にラグビーとBABYMETALを中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

伝家の宝刀「転職」行使で人生お悩みの社畜生に伝えたい、おじさんの転職人生の罠ーその2ー

こんにちは。進撃の巨人の新話を見て物凄いwktkな気分になっているおじさんです。これまでで一番燃える展開だった〜!(;´Д`A

 

というわけで、前回エントリー、

t-fox.hatenablog.com

 

からの続き、転職動乱記、その2でございます。

 

前回は新卒就活のお話をさせて頂いたのでその続きからという事になります。

 

上記のエントリーに記載していあるような腑抜けな事をしていた為に、就活の開始時期が遅れに遅れてしまったのは言うまでもありません。

既にご存知のように、日本は新卒一括採用の文化がまだまだ根強い国です。このタイミングを逸するといわゆる大企業、有名企業とやらに入社するチャンスは小さくなります。

 

おじさんが民間企業の就活に切り替えたのは8月くらいだったので、その時期の企業は秋採用をやっている頃です。そんな時期に就活をやっている学生に企業を選択する余地など無いのはバカなおじさんでも当時から良く理解をしていたので、インターネットの媒体から大学のキャリアセンターの求人等、とにかく業界などは問わず受けていきました。

 

変に先入観を持たず、色々な業界や仕事を吟味する事は非常に有益な事です。しかし、ここに罠があります。

当時のおじさんのように、

 

「就活に遅れちまった。早く内定を取らなければ!」

「選り好みなんて出来る立場じゃない。謙虚にならなければ!」

 

という気持ちが強過ぎて、自分の意思が骨抜きになってしまっていたのです。

自分に自信が無くなってしまっている事の表れかも知れません。

 

これは新卒だけでなく、中途の転職活動にも同じ事が言えます。面接を通過する為に謙虚になる姿勢ややる気のアピールは勿論大事です。しかし、昨今の転職活動も一部職種を除いて厳しいのが現実。

 

結果を焦る余りに自信を無くし、自分の事を語る軸が無くなってしまうという罠があります。次回以降のエントリーでも再度触れると思いますが、何度も面接を受けて上手くいかないと自信を無くして、自分が何をしたいのか、何が出来るのかを忘れてしまう求職者が時々いると、懇意にしていた転職エージェントが話していました。

 

話は戻りまして、遅きに失する就活をしていたおじさんは正に焦りや自信が無くしていた状態で、自分がどんな企業でどんな働き方をしたいか、基本的な自分軸をきちんと持たないまま就活をしていました。

 

そこからその年の12月、運良くある企業から内定を頂きましたが、将来的に見れば中途半端な状態で内定が出てしまった事が裏目に出たのかも知れません。その事については後ほど。

 

翌年の4月、晴れて内定を貰った企業に入社をします。創業約60年余りの老舗製造業です。

職種はこれまたびっくりですが、いきなり人事でした。これは求人の募集職種の一つに人事という記載があったからです。おじさんは教育系を専攻していたので少しでもそれに関わる仕事を、という観点で就活をしていましたが、人事には採用や研修といった教育系の仕事があるし、といった半ば漠然とした理由です。

 

「おいおい、入社していきなり人事なんて普通の企業なら出世コースだぞ!超恵まれてんじゃね〜か!( ̄Д ̄)ノ」

 

と思われるかも知れませんが、むしろ入社していきなり人事などというのがイレギュラーですから、何かしらの問題があるというものですw

 

実際私が配属されていた部署は今振り返っても異常とも思える、独裁者による恐怖政治がまかり通っていた世界でした。異常過ぎて今となってはお酒の席で勝手の良い笑い話に出来る程です。

どれだけ独裁的かというと、他の部署から北朝鮮と揶揄される程です。管理系の部署を取り纏める本部長クラスの上司が、金正恩のような人間だったというわけです。

 

その下につく社員達は、金正恩と彼の周りをヘコヘコとまとわりつく取り巻きに翻弄される毎日となるわけです。非常に生産性の無い仕事状態で無駄な時間外勤務を繰り返していました。全社で700名強いましたが、その全社で一番時間外勤務の多い部署が、私が配属されていた人事の部署でした。

 

異常エピソードの一部を詳らかにしますと、

 

  • 朝、金正恩が出社すると社員全員が彼のデスクの前まで行って一人一人挨拶をしなければならない
  • 社員の好き嫌い、差別が激しく、女性社員に至ってはルックスで態度を変える
  • 気に入らない社員に対しては仕事の邪魔をし、自分のデスクに立たせては1時間以上の罵声は日常茶飯事

 

怖いのは、おじさんにとってはこの環境が社会人として初の環境だったから、これが社会人のスタンダードなのかと思い込んでしまった事ですね。

 

今振り返ればさっさと辞めてしまえば良かったのですが、普通であれば、

 

「せっかく拾ってもらった身だし、短期で辞めたら社会の外れもんになって再就職は厳しい」

 

などという危機感を持っていましたし、変に自分に対する謙虚さを持ってしまっていました。

おじさんはどちらかといえば真面目な性格で我慢する事が出来てしまうタイプです。悪い意味で優等生ぶってしまっていました。何か疑問に思う事があっても、

 

「新人の自分が意見を言える立場じゃない。自分の経験が足りないだけだ」

 

と思ってしまうのです。そもそもそういう事を言い易い環境の企業、部署であればその思考も変わるのですが、この企業はその様な環境ではありませんでした。

 

更にツイてなかったのは、私の上に付いた同部署の先輩が例の金正恩の取り巻きで、とにかく人の一挙手一投足を強制したいタイプの人だったのです。原因は明白、金正恩がそれくらい支配欲の強い人だからです。日報の一字一句から他人の思考回路までまるでロボット制御の様に細かく言われたものです。

 

絶えずプレッシャーやストレスを延々と浴びる毎日に、度重なる時間外労働のコンボ。これを何年か重ねた結果、ある日を境に仕事でミスを重ねる様になりました。そのミスを反省しても書類のダブルチェック等でも簡単な見落としをする様なレベルのミスです。突如、直属の上司に呼び出しを受けました。

 

「お前、最近大丈夫か。あまり調子が良く無さそうだが、一度心療内科にでも診てもらったらどうだ?」

 

いやー、おじさんは到って前向きな人間だし几帳面な性格でもないから、

 

「いや〜、僕みたいなバカな人間には無縁の病気ですよね〜、ハッハッ」

 

なんてことを同僚の先輩と話していた事がありましたが、それを話していた当時から、先輩方はおじさんの様子がおかしい事に気付いていたのです。上司がこの話を持ち掛けたのも、おじさんの事を心配していた先輩から相談を受けていたからです。上司自身も部下の面倒見は良い方だったので自分でも気付いていたと思います。

 

上司に自分の調子の事を言われて、その時初めて気づきました。「おじさん、もしかして心の病じゃね?」

 

なってみなければ分からないと言いますが、他人から指摘されるまで自覚は全くありませんでした。本当に恐ろしい病です。電通過労自殺事件なんて正に他人事じゃありません。

 

心療内科で診察してもらった結果、幸いにもうつ病ではありませんでした。ストレス状態を避けて治療に専念すれば完治するうつ状態の一種という診断でした。

この心の病についても後々のエントリーで取り上げようと思います。

 

結果的には閉鎖的な環境下の中、治療を続けながらこの会社で働くという選択肢を考えられなくなり、退職を決意しました。

 

誰しも会社や上司に対する理不尽さに対する文句の一つは必ずあると思いますが、振り返ればそもそもこの会社で働く事が自身の志向と合っていたのか、そこを吟味していたのか、と問われれば、それはノーです。

 

まず、この会社は歴史ある老舗企業。一族経営のオーナー企業です。この時点で働く環境がどういう環境であるか容易に想像が付いたはずなのに、変に楽観的になって、「ま、住めば都っていうし」などという感覚になっていたのがそもそも間違いでした。

 

おじさんはそもそも、「右へ〜ならへ!!(ビシッ」な環境に合ってません。

それを見抜けなかったのは、新卒時の就活に焦っていたあまりに自己分析が極めて疎かだったからに他なりません。

 

ー挫折その2ー

自己分析を疎かにすると痛い目に合う。自己分析がきちんとしていれば、合わない企業の区別がつく。仕事内容だけでなく、自分の働き方、生き方や性格までリサーチすべし。

 


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