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ー似非スポーツ評論家&音楽家が斜め上の目線で主にラグビーとBABYMETALを中心に、社会トピックを切り捨て御免ー

【サッカー日本代表】最後失点して首位に立てなかった事などどうでも良いレベルで、ハリルジャパン史上最高のゲームで日本を次のフェイズに進ませたサウジアラビア戦

ようやく一山超えたのか。

それともまだ何も変わってないのか。

 

「本田はずせー!!」

「香川イラネ」

「川島(略」

 

ここ最近のメディアやサッカー世論の朴〇〇大統領退陣デモかのようなバッシングに応えたかのように、ハリルホジッチ監督は今日の大一番の試合で大ナタを振るいました。

 

〇スターティングメンバー

【GK】
西川周作(30=浦和)

【DF】
酒井宏樹(26=マルセイユ
吉田麻也(28=サウサンプトン
森重真人(29=FC東京)
長友佑都(30=インテル

【MF】
長谷部誠(32=Eフランクフルト)
山口蛍(26=C大阪
清武弘嗣(27=セビージャ)

【FW】
久保裕也(22=ヤングボーイズ)
大迫勇也(26=ケルン)
原口元気(25=ヘルタ)

 

これまで主力を張ってきた岡崎、香川、本田が外れ、トップに大迫、トップ下に清武を置く、基本4-2-3-1のフォーメーション。そして本田が担ってきた右サイドには何とリオ世代の久保がA代表初スタメンで抜擢されました。

 

これまで前線の選手については、どちらかといえば序列重視の保守的な選手起用の傾向があったハリルホジッチ監督、W杯出場を掛けた大一番でまたしても初のスタメン布陣を敷いてきました。

さすが旧ユーゴスラビアの激しい内戦を経験した闘将、メディアや世論からどんな圧力を掛けられようが、「そんなの関係ねえ」と言わんばかりに堂々と大胆な選手起用を図ってきます。

 

某国のト〇〇プ狂騒曲、はたまた某国の朴〇〇狂騒曲にも似た状況下で迎えたハリルジャパン大一番、サウジアラビア戦に今日はロックオンです。

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埼玉スタジアムは本日も多くのサッカーファンが詰めかけ、緊張感もMAX。

 

対するサウジアラビア、ここ数年のダメダメな体たらくで最終予選開始前は大した警戒感は無かったのが正直なところ。

その国がまさかの予選1位は誰しも驚くところ。しかし、蓋を開けてみればそれも納得のパフォーマンスでした。さすがオランダの名将ファン・マル・ヴァイク。解説によればコーチが全盛期ミランで活躍したマルク・ファン・ボメルとか。

 

オイルマネーの雄、サウジアラビアの本気度が伺えます。近年のプレミアリーグの金満化といい、世の中金ですね。

 

・・にしても、ファン・ボメルってコーチをやるにはまだ若い年齢なのに、何故いきなり代表のコーチに・・・と思ったら、

以下、マルク・ファン・ボメル - Wikipediaより↓

 

「妻は元オランダ代表監督ベルト・ファン・マルワイクの娘。」

 

身内だった〜( ̄△ ̄;)!

 

そんな義理の親子が率いるチームに我らが日本代表が負けるわけにはいきません。キックオフ!!

 

序盤はお互いハイプレスでボールを奪い合う中、日本が有利にポゼッションして進めます。ここは想定内です。

 

しかし、サウジアラビアもオランダの義理の親子にみっちり仕込まれたであろう的確なゾーンの守備とプレス、素早いカウンターで日本のゴールを陥れに掛かります。

 

これまで苦労してきた最終予選、一番の課題は引いた守備に対して連携不足で起点が作れなかった事です。

現代サッカーにおいて、綺麗に引かれたゾーン守備に対しては展開の早いサイドアタックで相手のサイドを抉り、そこからのクロスなどでゴールを陥れるのが定石です。

しかも時間を掛けてたら相手が対応出来てしまうので、素早い連携が必要です。

 

遅かれ早かれ、日本はサイドアタックをものにしないとW杯は何とか出場出来たとしても、本戦では恐らく勝てないでしょう。

 

幸い、サウジアラビアは最終予選現在グループ1位という上手くチームが回っている結果から、ヒャッハーヾ(・▽<)ノと、日本の縦パスに対しては激しいプレスでボールを奪いに来ます。そこを上手く交わすと大チャンスが訪れるのですが、ここで大きな違いを見せてくれたのが、

 

youtu.be

 

半端ない奴が本領発揮をします。

 

半端ない駆け引き

半端ないポストプレー

半端ないドリブル

半端ないシュートふかし

 

いやもう、ハリルジャパンで1トップをやるなら大迫が適任だとずっと思っていましたが、これは最終予選を無事勝ち抜く為の一番大きなピースになりそうです。

 

彼がキープして起点となる事で、プレスで奪うつもりで前掛かりに来たサウジアラビアの背後のスペースを原口や清武がつきます。

相手も決死の守備でゴールを割らせないものの、前半45分、

(5:10〜)

youtu.be

 

やはり中盤の激しいプレスを掻い潜った半端ない奴のキープから右サイドに展開してからの折り返しで、清武のシュートがPKを誘います。願ってもない時間帯でのゴール機会がきました。

 

サウジアラビアの怒る怒るw

PA内であんなに手を広げたんではPK取られても仕方が無いっすよ。

 

このPKは当然、キッカーの清武が左に決めて日本先制。

 

PK後の松木さんの解説が熱を帯びて酔っ払い始めます。

 

これぞ必殺の居酒屋解説。これが出ている時は日本の調子が良いバロメーターです。

 

後半、日本は久保に代えて本田を投入。頑張れ本田さん。日本に巣食う不満分子を黙らせるんだ!

 

ゴールが欲しいUAEも攻撃の選手を変えてギアチェンジを図ります。相手も4−2−3−1気味のポジションになったのか、交代で入った選手がボランチの間にポジションを取り、更にサイドバックが上がって日本を押し込みます。

 

しかし、日本はこれまでになり粘り強いゾーン守備と、ハリルさんの代名詞「デュエル」で負けないプレスを掛け続け、前半よりも更に前掛かりになった相手の裏のスペースを原口や大迫のロングカウンターなどでゴールを陥れます。

 

この機を逃さんと見たハリル監督、清武に代えて香川を投入し、長谷部と山口の守備負担を軽減する守備強化+カウンター要員としてのギアチェンジを図ります。中央への縦パスを塞ぐ、いわゆる中間ポジショニングの守備は香川の十八番です。

 

ここら辺のハリル監督の試合の読みと打つ手、そしてこのタイミングでの香川起用。そういうやり方もあるのかと感心させられました。

 

しかしサウジアラビアもさすが現在首位のチーム。的確なポジショニングでミスも少なく、日本を自陣に押し込みます。中々香川や本田が高い位置でボールを持つ機会が無く、守備に奔走します。

 

そして守備で粘った末の後半の35分、

 

 

これぞ、脳汁が出まくるという言葉が相応しい、完璧なゴール!

完璧過ぎてキーパーが明後日の方向に飛んでしまっているほどのゴール。

 

この一連の崩しこそ、今の日本代表に一番必要な、サイドアタックですね。

サイドを抉り、ダイレクトの折り返しで相手は下がりながらの守備なので反応が絶対遅れます。そうしてぽっかりと空く、PA内やバイタルエリアを2列目やボランチが突くのです。

 

そしてこの崩し、懐かしいと思いませんか。ザックジャパン最大の強みだった香川・本田・長友の左サイドのトライアングルですね。左サイドの崩しから香川が決定的なチャンスに絡むというのが初期ザックジャパンの形でしたが、それに似たようなゴールが最高のタイミングで出ました。その点も個人的に嬉しいゴールです。

 

本田の受け方とダイレクトでの長友への出し方、香川のこれぞシャドーストライカーの真骨頂と言わんばかりの、味方(原口)へのパスの射線に入りながらダイアゴナルにアウトして走る絶妙な位置取り。

 

この位置取りによって、香川は自分に来たボールを原口にスルーする選択肢と、自分が受け取る選択肢を持てます。長友は香川目掛けてダイレクトで的確なグラウンダーのクロス。相手は当然香川を警戒して寄ってきますので香川は後ろにいる原口にスルー。

 

しかも香川はただスルーするだけじゃなくて、若干触れてフリックする事で相手の注意を更に引きつけた上で、原口がシュートし易いようにクロスの威力を殺して優しいボールを送ります。

 

そのボールをフリーで受け取った原口は易々とキーパーの逆を付いてがら空きのコースへズドン。

 

FIFAウイイレでも再現出来なさそうな完璧なゴールです。

 

このゴールは、停滞気味だった日本チームを蘇らせるだけでなく、来年の最終予選後半戦を攻略する糸口になるカンフル剤と化す、超重要なゴールだったと思います。

 

・首位サウジアラビアを叩いて勝ち点で並んだゴール

・ハリルジャパン最大の課題だった、サイドアタックを理想的過ぎるゴールで実現

 

試合終了間際に失点してしまいましたが、そんなものはどうでも良いくらいに重要なゴールで勝ち点3を取ってくれました。何かと誹謗中傷の的とされてきている本田や香川にとっても嬉しいゴールでしょうし、日本に新しい形、大迫や清武の台頭というのはポジション争いを活性化させ、マンネリ化しがちだったチームに大きな刺激を与えるでしょう。

 

これをきっかけに、セル〇〇氏とか杉◯◯氏とか炎上を煽る評論家を少しづつ黙らせていく事がw、日本のW杯出場の大きなバロメーターです。頑張れ日本!!

 


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